インテリアコーディネーターに必要な事って?

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「インテリアコーディネーターを目指したいけど自分にあっているのか?自分にできるのか?仕事をする上で必要な事って?」という疑問にお答えする内容となっています。

インテリアコーディネーターとして働いている方は資格を持っている方が多いです。ただそれではなくインテリアに関する商品の幅広い知識はもちろん、住宅に関する知識やコミュニケーション能力も必要となります。
また、それぞれのアイテムは毎年のように新作が発表され、リニューアルされます。これらの新しい情報や流行を常にキャッチし続ける意欲と行動力が必要です。詳しくは以下のようになります

インテリアコーディネーター資格

公益社団法人インテリア産業協会が認定している民間の資格を取得する事も1つの方法です。インテリアコーディネーター資格がなくてもインテリアコーディネーターの仕事をする事はできますし、実際にお仕事をしている方はいらっしゃいます。
ただ資格を持っていた方が就職の際に採用はされやすいですし、資格を持っている事が応募の条件になっている会社も多くあります。
また、資格があればお客様に信頼して頂けたり、資格を取得する為の勉強をする中で実務に必要な内容も多いのでメリットはあると思います。

ヒアリング能力

お客様がどのようなイメージのお部屋をご希望なのか、またご予算はどれぐらいなのか、何を重視しているのかをヒアリングし的確に把握し提案する必要があります。
お客様の好みやご予算は人によって全く違っています。
当然ながら年齢・家族構成・収入・好み・インテリアに対する考え方は本当に様々です。
お客様にご満足頂けるお部屋を作る為にはヒアリング能力は必須だと言えるでしょう。

インテリアコーディネーターに必要な知識

取り扱いアイテム(壁紙・床材・カーテン・照明etc・・・)の具体的な知識

これは実際に働いていると自然に身につきます。というより日々勉強して身につけていくしかありません。会社で社員向けに研修や勉強会を開いてくれるシステムがある場合や、各アイテム毎のメーカーなどが定期的に新作発表会や説明会をインテリアコーディネーター向けに開いてくれる際に積極的に参加することで新しい知識は得られます。各メーカーからしてみれば自社商品を提案・販売してくれる存在であるインテリアコーディネーターに知識を得てもらう事はメリットです。新作発表会や説明会は頻繁に案内がきますので積極的に参加するべきでしょう。
ただし、実際にお客様にご要望を頂いてそれに答える為に商品を探したり提案する事こそが一番自分のスキルアップにつながります。私の経験上の話ですが研修や勉強会で得た知識をお客様に提案し、ご注文頂き納品した際にその商品について本当に自分の知識を得た
と思えます。
また、同じアイテムでもお客様によってご希望の価格帯に大きな差がある為、幅広い価格帯のメーカーの知識が必要になります。

建物の構造の知識

壁や天井などに直接取付の必要な造作家具や照明・カーテンなどを提案する際には設計士ほどの知識は必要ないかもしれませんが、最低限の構造の知識やそれに伴う耐荷重の知識がないと大きなトラブルの元です。

Vectorworks・illustrator・Photoshopの知識

これらの知識は必須ではありませんが、お客様に分かりやすく提案する場合に便利なツールですので使いこなせるようにしておくのに越したことはないでしょう。

更にあれば優遇される資格

建築士・インテリアプランナーの資格があれば就職の際にかなり有利です。
その他、福祉住環境コーディネーター・色彩検定・カラーコーディネーター・キッチンプランナー・整理収納アドバイザー等の資格も就職の際に考慮される資格です。

まとめ

以上のように様々な知識や資格・能力・経験・意欲が必要な仕事です。
また、エンドユーザー様とのやり取りである事、生活に密着したアイテムを扱っているという事、それを常に意識してお客様の対応にあたる必要があります。
ただ、何より一番大切な事は常にお客様の為を思って仕事に向き合う事だと思います。
インテリコーディネーターという仕事はお客様のご満足が自分の満足となって返ってくる仕事
なのです。

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